ボーリングの匠 - 第26回 「集水井でのロータリー式マシン」 東邦地下工機株式会社|工事機械(ボーリングマシン等)の製造販売

ボーリングの匠ARTISAN

第26回 「集水井でのロータリー式マシン」

有限会社井上ボーリング 取締役
徳島県美馬市穴吹町初草203-2
TEL 0883-52-5185

井上 秀夫 (Inoue Hideo)

匠の紹介

「ボーリングの匠」第26回は、徳島県にあります、有限会社井上ボーリングの井上さんをご紹介します!

井上ボーリングさんは、元々は地質調査でスタートし、現在はボーリングでの工事関係を中心にお仕事をされています。
四国はもちろん、関西、中国、東海、北陸をはじめ、とても広範囲において活躍されています。

主な施工は集排水(※)やアンカー(※)が多いのですが、最近ではリングネット(※)などの工法も手掛けています。

多くの手法と高い技術を持つ井上さんですが、
その分、よそがあきらめるレベルの厳しい仕事もたくさん入ってくるそうです。
それでも何とかこなしてしまう井上さんは、やはり「匠」な業の持ち主です。

現在は息子がボーリングの助手などを務めながら勉強中です。 と井上さん。

後継ぎが少なくなっているこの業界において、とても頼もしいことですね。
これからもお体に気をつけて頑張ってください!

インタビュー

記  者:これまでに苦労されたお仕事はございますか?

井上さん:やはり集水井でしょうか。

福井県で深いライナープレート間をつなぐ掘削(4インチ径で95m)を行い、とても高い精度が求められた仕事でした。
ここではとにかくケーシングに強いトルクがかかり、焼き付きそうでしたので、50×200mmの穴をその側面に3か所あけました。
これを10本おきに設置することで、ケーシングにかかるトルクを軽減し、なんとか締め付け防止に対応しました。

また、同じ福井県内の集水井において、φ115径で80mを20本掘削しました。
こちらも先ほどの施工と同様に高い精度が要求される内容で、
こういう条件下の場合、とにかくロータリーのボーリングマシンが安定していて良いのです。
パーカッションは早いのですが、削孔している先端が不安定ですし、
また、2トン以上もするマシンだと狭い集水井の中では大がかりで困難な作業になってしまいます。

記  者:また、仕事のなかでいつも心掛けていることはございますか?

井上さん:とにかく現場と機械をキレイにすることです。

記  者:。「匠」の皆さんに共通することですが、機械と現場はいつもキレイですね。
仕事の精度はもちろん、安全にもつながるとても大切なことと思います。

本日は取材のご協力ありがとうございました!

(※)集排水
語句説明につきましては、「ボーリングの匠」第18回を参照下さい。

(※)アンカー工
地すべりによって移動しようとする土塊を引っ張り力を有する鋼線で引き止める工法。

(※)リングネット
落石による災害を未然に防止するための高エネルギー吸収落石防護柵。

集水井工(削孔状況)集水井工(削孔状況)
アンカー工(削孔状況)アンカー工(削孔状況)
アンカー工(全景)アンカー工(全景)

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