標準貫入試験の事故防止策に「セフティーバー」を製品化しました|東邦地下工機株式会社 東邦ニュース

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2008.2.19標準貫入試験の事故防止策に「セフティーバー」を製品化しました

標準貫入試験(SPT)におけるガイドロッド折損による事故対策

「半自動落下型ドライブハンマー」使用時、ガイドロッド折損によるドライブハンマーの落下事故防止対策として、安全器具の「セフティーバー」を製品化しましたので、お知らせいたします。

【セフティーバーの特長】
 1.ガイドロッドが折損してもドライブハンマーの衝撃でガイドロッドが分離せずハンマーの飛来落下を防ぐ。
 2.従来行われている作業手順を大きく変更しないで、組立・撤去が可能である。
 3.安価で導入しやすい。
 4.新JIS準拠の一体型ノッキングブロック・ハチマキロッド・FWロッドとの組み合わせにより安全性をより高める。

= = = 現 状 と 原 因 = = =

【 現 状 】
 各地区の安全講習会において、SPTにおけるガイドロッド折損によるヒヤリ・ハット事例が再三報告され、また損傷・負傷事故も発生しており、その対策が求められている。事故報告は2001年のJIS改正以降増えており、落下高さを正確にする半自動落下型のドライブハンマーの普及がその一因と考えられる。

【 原 因 】
 1.SPT実施時にガイドロッドがドライブハンマーの打撃・振動により疲労破損することは長い目で見ると避けられない。
 2.ドライブハンマーの落下方法が手動落下(コーンプーリ)法から自動落下(半自動)に切替わったことにより、ガイドロッド等が長くなり(1.5mから2.5mへ)、また接続部も増えたため、より折損リスクが増えた。
 3.半自動法では、自由落下時にガイドロッドが折損するとドライブハンマーが飛来し重大事故につながる。リスクアセスメントを行うと受け入れ不可能な作業となる。
 4.現場では長年行ってきたSPTの手順変更や、高価な安全対策を導入することは難しい。また、ドライブハンマーを組立・撤去時に安全ピンを忘れて落下させる事例も多い。


以上の点を考慮し、「セフティーバー」の導入をぜひお勧めいたします。 



添付ファイル
セフティーバーのカタログはこちらです

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